腰痛は日ごろの姿勢が9割

昨晩腰に違和感があり、これはまた寝て起きたらぎっくり腰か? と冷や汗が出たが、起きたらなんともなかった。怖い怖い……

今日は入試説明会があったようで、来年度の受験希望者の人たち3人に研究の紹介をしたり、学生室の案内をしたり。id:syou6162 さんにM1生活の QA をしてもらったのだが、syou6162 さんが最近

ミヤタケ(宮武製作所) プロポーションチェア レッド CH-88W(RD)

ミヤタケ(宮武製作所) プロポーションチェア レッド CH-88W(RD)

のようなパランスチェアで生活されているので、自分も椅子がほしくなる。やっぱりアーロンチェアか?そんなに座り心地は変わらないような気がするのに、椅子に10万円も出すなんて、と以前は思っていたが、腰を痛めてからは椅子の違い、椅子の坐り方の違いにものすごく敏感になった。変な坐り方を10分もしていると、腰が吊りそうになるのである (そしてその日は寝るまで取れない)。

思えばキーボードも昔は「キーボードに1万も2万も出すなんて信じられない」と思っていたが、使ってみると確かに違いはあるもので、Happy Hacking Keyboard を買ってからはキーボードにお金をかけることに関する抵抗がなくなり、ここ数年自分はずっと Realforce

東プレ NG0100 REALFORCE91U

東プレ NG0100 REALFORCE91U

を使っている。CPU やメモリがどうとかより、体に直接関係するところのほうが重要だと思う今日このごろ。東プレのページ見るとこのモデル2010年9月で生産中止になってしまったようなので、いまのうちにもう1台くらい確保しておくべきか。黒はちょっと手触りが違うし、10キーは要らないし、自分はかな入力するので英語配列でなくてもいいしな〜

最近ブルーバックスの「腰痛・肩こりの科学」

を読み、自分の腰痛は筋を痛めたものだということが分かったのだが、どういう姿勢になればよいのか、どういうことに気をつければいいのか分からなかった。そこで、先日「腰痛はアタマで治す」を読み、
腰痛はアタマで治す (集英社新書)

腰痛はアタマで治す (集英社新書)

どういう姿勢がよい姿勢か、ということが具体的に分かり、なぜ腹筋を鍛えなければならないか、ということも納得。たぶん、著者が対象にしている腰痛が筋肉や膜、筋を痛めたことによるものだからだろうけど (椎間板とか骨とかを痛めた腰痛の人にはあまり効かなさそう)、骨盤の開き方なんかは参考になった。

日常的な姿勢のうち、腰に取っては立っているのが一番負荷がかからず、次に正座、椅子に坐る正しく坐らないと腰に悪く、最悪なのはあぐら、というのも腰にかかる重量の数字を見せられると納得。立っていると足は疲れるし、正座すると膝が痛いし、立っていたり正座していたりするのが楽、というのはこの本を読むまで俄には信じられなかったのだが、確かに自分で試してみると全然腰に対する負荷が違う。

要点は大腿骨と背骨の角度なのだが、これが90度以下になると腰に負荷がかかるので、あぐらはよくない、ということ。背骨と骨盤の角度が問題なのである。ベストな角度は120度なようだが (だからバランスチェアは角度がついている)、最近は椅子に坐るときも背骨と足の角度が90度以上になるように気をつけているので、腰を痛めることも減ってきた。(昨日は年賀状の宛名を書いたり、コタツを組み立てたり、いろいろと無理をした)

しかしぎっくり腰になるまでは少し無理な姿勢をするくらいでこんな打撃を受けるほどではなかったし、このまま一生このままかと思うと暗くなってしまうのだが、強制的に健康に気をつけるようになったという意味では、これはこれでよかったのかなとも思う。