日記を書くように本を書くか、本を書くように日記を書くか

お昼は根津の谷へ。いつもランチセットを頼んでいる気がするので、今日はおにぎりセットを食べてみる。んー、確かに男性的にはちょっと物足りない感じかも? しょうがのかき氷がおいしかった。小学生のころ、よく家でかき氷セットを使ってかき氷を作っていたのを思い出した。

本を、というか「言語処理のための機械学習入門」

言語処理のための機械学習入門 (自然言語処理シリーズ)

言語処理のための機械学習入門 (自然言語処理シリーズ)

がほしかった(@nokuno さんが書評を書いている)ので、大学の書籍部に連れて行ってもらう。おおー、たくさん本がある。買い込んでしまったら1万円を超えたのだが、組合員証があると15%オフらしい(東大の卒業生カードだけではだめなようだ)。すばらしい。

ちなみにまだ半分くらいしか読んでいないが、すでに読んだ @tkng さんは「こういった情報は、これまではどこかの大学の研究室で学ぶか、もしくはウェブ上の資料を自分で必死に漁らないと見つけれられなかった。これで3000円しないのは安い。正直、自分が学生の頃にこの本が欲しかった。」と書いているし、同じく「大学時代にこの本がほしかった。。。」という感想もあり、興味津々なのであった(松本研でも @otoritori くんが注文してくれて、研究室の蔵書にあるようだ)。

自分の感想もお二方と同じで、簡潔に書かれているが「なんでこんなことをしているのか」「こういう書き方は一般的なのか」というようなことがちょこちょこと書かれているので、非常に親切だという印象。反面、ところどころ(自然言語処理的には)物足りないところもないわけではないが、たぶんそれはこの本のスコープの外であろう。むしろこの本の最大の利点は T 村さんが 日記と同じ文体機械学習について解説してくれていることであり(同じ、というと言い過ぎなら、似ている、でもよいが)、こういう気が利いた本はもっとどしどし出るべきだと思うのである (笑)

ちなみに、自分も日本語の論文を ryu-i さんに見てもらっていて、「小町くんの論文は文体が生駒日記と同じなので気をつけたほうがよい」と言われたことがあり、なんだかそれを思い出した。そろそろ140字ごとでないと論文が書けなくなっているかもしれない (汗)