先週から車のバッテリーが上がって使えなかったのだが、そろそろ直さないとな、と思って重い腰を上げる。
JAF に電話して待つこと20分。すぐ直してくれる。「前も来ましたよね?」と言われる。よくご存知で。確かにゴールデンウィークにもバッテリを上げてしまって、JAF を呼んだのである。そのときはガソリンスタンドに行って充電したのだが、充電だけでも4,000円くらい取られて「これは困る」と思い、今日はちょっと1時間くらいドライブして充電。
どこに行こうかと思ったが、やはり休日は本を買わないとな、と思って奈良へ。ついでにいつも混んでいて入れないか他に用事があって入れない麺闘庵 (めんとうあん)に入る。
昼過ぎということもあってか客は2人しかいない。巾着きつねが有名らしいので注文してみる。
おあげの中に麺が入っている。あげはニラっぽいもので口が閉じられている。はしでつついて開くとこんなふうに出てくる↓。
うーん、見た目おもしろいので話のタネにはいいかもしれないが、別に長蛇の列に並んでまで食べたいほどおいしくはないような……。空いていたら入ってもいいかも、くらい。
駐車料金を無料にするために奈良ビブレで本買って帰る。
- 作者: 柴田翔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 文庫
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ううむ、この本が当時のベストセラーだったとは、時代を感じさせる。でも自分も大学3年生くらいまでにこれを読んでいたらとても共感できたと思う。自分のことのようだ、これ、って。
よくも悪くも「大人」になってしまったのかもしれないな、と思いつつ、こういう文章を書いている人(もしくは書いていたであろう自分)には「世の中自分の都合のいいようにできていると思わないように」と釘を刺したいのだが、やっぱりあの時代の、ああいう空気で生きていないと分からないんだろうなぁ。
Amazon のリビューでも「昔はむさぼり読んだのに読み返したらくだらない話でがっかり」というのが多いし、自分もたぶん同時代に生きていたら同じように思っただろう。どれだけ昔の自分と離れてしまったのか、と気づかされてしまう。May he rest in peace.
なんだか奈良の都市部はみんなせっかちでよくクラクション鳴らすのだが、なんとかならないものか。