博士論文最終審査、なんとか終了

9:20から10:00まで、博士論文最終審査。一応今日で合格か不合格かが決まり、あとは教授会に結果を報告すれば完了、という手はずになっているそうだ。

NAIST は博士論文の公聴会が外部に開かれていて誰でも参加できる(ストリーミングで見ることもできる)ことになっているのだが、最終審査は審査委員の人たちと学生のみのクローズドな会で、発表が20分、QAが20分で審査される。自分の場合、審査委員に外部の人を入れていたので、アメリカと電話会議する形になる。

20分前に会場に行ってマシンの設定をしようとしたのだが、いつも使っているマシンと違ったので、四苦八苦。そもそも Skype が入っている MacBook Pro には PowerPoint は入っていないし、PowerPoint の入っている MacBook には Skype が入っていなかった。ustream.tv で配信できるかと思ってテストしたのだが、研究室ではうまく行っていたのになぜか審査の部屋ではできない。うーむ

松本先生が Skype 専用のビデオカメラ(マイクつき)を持ってきてくれたのだが、なぜかそちらはつながらず。テンパっていたので気がつかなかったが、先方からメールをもらっていて、「松本先生から Skype のコールがあるのだけど、どうしたらいいか」と聞かれていた……。(でもハードウェア的にマイクとカメラを認識していなかったようである)

結局自分の iPhone を無線経由でつないで(まだ携帯の 3G ネットワーク経由では Skype は使えないのである)、画像なし音声だけで10分遅れてスタート。途中から乾先生が Skype 会議にいつも使っているという MacBook Pro を持ってきていただいたので、QA はクリアな音でできてよかった。

発表自体は20分ちょうどに収めたが、QA が延びてしまって時間が後ろに10分オーバーしてしまい、廊下で待っていた鹿野先生がカンカンに……。「ちゃんとルールを守ってくれない人は不合格にします」と真顔でおっしゃるので平謝り。度重なる不手際、申し訳ない……

いろいろと反省点が多かったので、ここで学んだことを今後に生かすべく邁進する次第。

夜は勉強会のあと ACL 2010 に投稿した @Wildkatze くんとお疲れさま会をしよう、ということで夕食に。naoya-i くんは M2 なのにまだアジャンタに行ったことがないというので、奈良にいる間に一度くらいは行くべきだ、ということで、naoya-i くんと @tettsyun くんも合流して4人でアジャンタへ。

前日の午前2時からずっと徹夜だったので、帰ったら眠くてそのまま爆睡。朝型に戻りますよー