日本語教入信失敗

久しぶりに言語学系の新書でも読もうかと

日本語教のすすめ (新潮新書)

日本語教のすすめ (新潮新書)

を手に取る。実は鈴木孝夫ファンなのでちょっと期待していた。

でもどれもどこかで聞いた話の焼き直しだし、連載を転載してまとめただけのようで、「金かかっていないなぁ」という感じで、がっかり。みなさんには(まだ読まれていないなら)

ことばと文化 (岩波新書)

ことばと文化 (岩波新書)

日本語と外国語 (岩波新書)

日本語と外国語 (岩波新書)

教養としての言語学 (岩波新書)

教養としての言語学 (岩波新書)

をお勧めしたい。日本語教というか言語処理学会に入っていると自分もいわゆるひとつの「学会員(グーグル検索)」。

岩波新書(青)に好きな本が多いのだが、産まれる時期を間違えたんじゃないかと言われたこともある(小林康夫先生にも小松先生にも言われたことあるが、いかにも学生紛争の時代に学生してそうな雰囲気、だそうだ)。まあ、自分でもときどきそう思うことはある……。