新宿ピカデリーでカムイ外伝を観た

今年の9月の大型連休はシルバーウィークと言うらしい(テレビではよく聞く表現だがネットではそんな見かけない)のだが、どこかに出かけても混んでいて大変だろう、ということで近場で映画でも観る。

最近新宿で映画観るときは新宿パルト9に行っていたのだが、カムイ外伝が観たいとのリクエストで調べてみると、パルト9は朝イチでしかやっていなかったので、これまた最近できたという新宿ピカデリーへ。

B1-2Fまでは MUJI が入っているのだが、こちらも代官山ほどではないがオサレな空間……。たまたま連休中だったから人が多かったが、それを除けばけっこういいところだな。パルト9はビルの上まで上がらないといけないのが面倒くさいが、ピカデリーはエスカレーターで3階に行くだけなので、こっちでやっているならこっちのほうがいいかも。

映画自体はなんというか、殺陣はすごいなと思ったがそれ以外はいまいち。原作(漫画)のカムイ伝も最初の数巻読んだことがあるのだが、なんでこれをいいって人がいるのかなーと自分にはよく分からない感じだったし、映画になってもあまり印象は変わらず……。

銀河鉄道999といい、昔の漫画は自分探し的な感じでひたすら放浪するというストーリーが人気だったのかもしれないが、自分は最近そういう救いがない感じの内容を不毛に感じてしまうようになってしまったのだった(高校生のころなら楽しく読めていたように思う)。現実で十分救いがない人や状況があるのに、映画や漫画の中まで殺し合いとかいがみ合いを見たくない、というか……。(そういうわけで映画でもドラマでも小説でも、平和に終わるのが好き)

CG もがんばって作っているのかもしれないが、やっぱりディズニー作品なんかと比べると粗いところが目立つので、日本の映画ももっとがんばったほうがいい(もしくは違う方向性で勝負する)ほうがいいんじゃないかなーと思った。