パッキング・ハッキング・パッキング

朝 Laura に San Jose の巨大モールまで連れて行ってもらう。Abercrombie & Fitch の店が入っているので冬服(奈良は寒いのよ)を買いたかったのだが、こっちの毎日が夏休みの天気では買う気がせず、今日まで延び延びになっていたのだった。このブランド、値段の割には非常にいいと思うんだけど、日本で展開していないのかな。

アメリカだと、日本と違って、買える場所を知らないと、安くて質が悪いか高くて質がよいかの二択になったりするのだが、この店は安くてフツーにいいのを売っている。義弟の話によると有名なブランドらしいが、自分が知らないだけ?

というのも、Laura の友人の両親が新しいスーツケースを買ったので、それまで使っていたスーツケースをあげるか捨てるかしたいとのことで、渡りに舟と思ってそれならほしいです! と言ってみたのだが、どうも自分が持ってきたスーツケースより大きいそうで、それなら買っていってもいいかなと思って頼んだのであった。

でも買ってからその友人から電話が来て、もう他の人にあげてしまったらしい……。なんか今回こういうことよくあるのだが、今年はそういう星の回りなんだろうか。

気を取り直して別の店に行き、スーツケースを購入。標準価格$229と書いてあってびびったが、Laura が「この店でそんなに高いはずはない、ほとんどのものは$50くらいのはず」と言われてちゃんとタグを見ると、値引き後のタグがあって、確かに$50。荷物は飛行機で2つまで無料チェックインできるので、パソコン一つ送るだけで$60取られるのは馬鹿らしい。なんとかなってよかった。

帰ってきて荷造りを始めたのだが、いったん食材を渡すために Palo Alto へ。使うかと思って買ったけど使わなかったものなど、袋にいっぱい詰めてお渡しする。それだけだとなんなので、Windows Vista Ultimate と Office 2007 Pro、あと BART のチケット($15)もおつけして……抱き合わせっぽいが(笑)

Palo Alto から戻ってきてさらに荷造り。なんとか全部入ったところで Laura が帰ってくる。「全部入った?」と聞かれたので「うん、全部入ったよ」と答えたのだが、「じゃあちょっと調べるから待って」と、体重計が……。「何?まで OK か United のページで調べて」と言われたので、言われるがまま調べると、23?(50ポンド)まで OK らしい。計ってみると、48ポンドと55ポンド。あぶない。ちょっと荷物を右から左へ動かして、50ポンドと50ポンド達成。(何も取り除いていないのに3ポンドどこかに消えたが、気にしないことにしよう) 

「わたしはよくメキシコに帰っているし、何回もこういうことあったから、空港でバッグ開けて詰め替えるよりここでやったほうが絶対いいわよ!」といろいろ教えてくれる。いや〜、最後までお世話になりっぱなしなのだが、こんな楽しい生活でよかったんだろうか(笑)

Palo Alto に行く前 Laura のボーイフレンドとも話したのだが、あとで彼が「Mamoru は帰りたくなさそうに見えるがどうしたんだ?」と聞いていたらしい。帰りたくないわけじゃないのだが、もう少しいてもよかったかな〜、みたいな……。でもこのタイミング以降だとにっちもさっちも行かなくなるし(そもそも今年これだけ外部に行っていてよかったんだろうか、と最近思う)、いずれにせよベストだったかも。

あー、あと12時間で飛行機の上かと思うとフクザツな心境だが、またいつか戻ってきたいなぁ。