企業と大学と研究と

ふとかしまさんが東大に移ったのを知る。計数工学科らしい。

森さんといい、かしまさんといい、IBM で(自分的に)おもしろそうなことやってる人どんどん出て行ってしまうなぁー。

日本の企業の研究所だとどこも定年が50歳前後だったりするので、どこかでは研究を続ける(=大学に転出)かエンジニアもしくはマネージャを続けて子会社に行くか選択しないといけないのだが、40歳前後が一つの区切りなのかな? 

最近どこかで聞いた気がするが、日本だと企業から大学の教員になると、最初から大学の教員であった場合に比べて教育歴がついていないので、ずっと教員(助教とか下積みから数えて)だった人と比べるとお給料が少ないらしい(その分企業にいる間は大学にいる間と比べてたくさんもらえるが)。最初は企業の研究所にいて途中から大学に移れば最強! とか思っている人は気をつけた方がいいかも(そんな人いないか。いてもお給料が最重要ってことはあまりないだろうし)。

東京にいると、いくばくかお金もらってもたいして生活水準変わりそうにないので、どうでもいいやと思ってしまうのだが、アメリカに(というかこのベイエリアに)いると確かに考え方変わってくるかも? 前書いたかもしれないが、ビルゲイツの家に行ったときは別にあまりうらやましいともそこに住みたいとも思わなかった(確かにすごいんだけど)が、ベイエリアで豪邸住めるのはちょっとうらやましいかも。