お焚きあげと後厄払い

新年ということでお節料理を食べながらお雑煮。おいしい。

午後は近所の神社にお参り。うちは両親がクリスチャンなので、高校生くらいまでは「神様がいるのに神様にお祈りしないでそんなところに行かないで!」と言われたりしたこともあり、神社に行った記憶がない。しかしながら、予備校に入るくらいから、代ゼミ代々木校から明治神宮まで歩いて5分程度なので、明治神宮に行くようになり、最近は年末年始だからといって東京にいるわけでもなかったのでご無沙汰していたが(奈良でどこの神社に行けばいいのか分からないし)、今回はたまたまこちらにいたので行くことに。

着くと地元の神社なのに意外と混んでいたが、古くなったお札やお守りを神社で焼いてもらうのを「お焚きあげ」と言うそうで、お焚きあげ現場に初めて遭遇。正月は寒いのでこういうふうに燃やすのは合理的。しかしビニール外さないで投入する人、ちょっとそれはない。有害物質を浴びすぎたせいか目も鼻も痛い……。

あと後厄払いというのも初めて見たのだが、なかなかおもしろかった。神主さんは普段は市職員だそうで、副業でこういうときだけお祓いをしているそうなのだが、あとでふと考えてみると公務員って兼業してはいいの?と思って調べてみると、どうも宗教は法律で定める「私企業」や「営利企業等」に相当しないから、職務の妨げにならないかぎり OKということみたい。なるほど。こういう地元の神社やお寺って継ぐ人も少ないだろうし、兼業規定は弾力的に適用して伝統が途絶えないようにしたほうがいいよな、と思う。