西表島温泉

3日目はのんびりしよう、と決めていたので、朝食を食べてレンタカーの手続きだけして少し横になる。エアコンをかけないととても部屋の中でいられる温度ではないが、朝寝は気持ちいい。

マンゴーアイスを夢に見たので是非とも連れていってほしい、とせがまれたので、昼ごろ起きてきて近くのレストランへ。庭にパパイヤが植わっているのだが、料理でそのパパイヤが出てきた。味は普通。

車で今日の目的地由布(ゆぶ)島へ。全長2kmほどの島なのだが、ここは水牛に乗って海を渡れるらしく、観光スポットになっている。途中道々で「ヤマネコ注意」の道路標示とか「動物注意」の標識がある。この島は人よりヤマネコ重視なんだろうか……。受ける。

水牛は200mをのんびり10分くらいかけて渡る。島は熱帯植物園になっているのだが、別に沖縄近辺の植物を特に植えているわけでもなく、全然統一感がなくておもしろくなかったので、干潟に行ってマングローブ観察することに。

島の周囲はマングローブが少し生えていて、プチ干潟になっているので生物もたくさん。ヤドカリが5cm置きにいてどこに足を置いても踏みそうだったり、ハゼを捕まえてみたり。

ひとしきり遊んでから島の南端部の仲間川という川に向かう。こちらの川も大原港という港の近くから遊覧船が出ているはずなのだが、行って聞いてみたら1日2便しか運行しておらず、午前中でもう終わっているらしい。ちゃんと調べておけばよかった、残念。ちなみに西表島には信号が2つしかないそうで、うち1つは小学校前に教育用に設置されている(島の外に出たときに信号を知らないと危ない)のだが、もう一つは大原港の近辺に設置されており、こちらはちゃんと機能しているようだ。

もう日が暮れる時間になったので、西表島温泉に行く。こちらは日本最南端の温泉だそうで、中も割と広い。プールと内風呂に加え、露天風呂で4種類のお風呂が楽しめる。お風呂自体は普通のお風呂だが、こんな自然の中のいい眺めの露天風呂に入ったのは初めてなので感動(逆に言うと眺め以外は1,500円払ってまで入らなくてもいいような気はする)。

夕食はホテル近くのレストランに行こうとしたが、ガイドブックに書いてある店が潰れていたようで、ホテルのレストランで食べる。エステの予約を9時に入れてしまって移動できなかったのでだいぶ急いで食べることになってしまったが、エビとホタテは甘くてジューシーでものすごくおいしかった。じゅーしーご飯(沖縄では炊き込みご飯のことをこういうらしい)は食べきれそうにない、と言ったらおにぎりにしてもらえた。部屋に帰ってからゆっきりいただいたのだが、ちょっと夜食気味でお腹にもたれたかも……