執筆

原稿の〆切をすっかり忘れていたので慌てて書く(今日書かないともう時間取れそうになかったので)。

論文書きも佳境。そもそもかなり書ききった感があるところ、さらに shimbo さんががしがし赤を入れてくれるので、舌を巻いているところである。

論文力のつけ方では

初稿から第10稿程度までは「陳腐なアイデア」を出し尽くすための創造的破壊のプロセスです。その後、第30稿ぐらいになるとやっと面白いアイデアや切り口、的を得た表現が生まれ始め、さらそれらを壊したり、成熟させたりして第50稿ぐらいで鑑賞に耐えうるような作品になるように思います。

第50稿(時には第100稿)までの過程はいわゆる”産みの苦しみ”をとともなう、時として非効率的で、過酷な精神修養ですが、これが『論文力』をつける絶好のトレーニングであると考えます。この過程で常に人とディスカッションすることは必須ですが、クリティカルポイントである”後半1/3”に達するまでは、原稿を人に渡すべきではありません。

と書いてあるけど、第50稿くらいまで行かないといけないのかなあー。どういうことをしたら版が上がるかによるが。個人的には subversion のコミット数 > 主観的な版のインクリメント回数で、subversion のコミット数=主観的な版のインクリメント回数x3くらいになり、確かに subversion のコミット数ベースで考えると上記の数字はそうかもなと思う。主観的な版の数ベースで第50稿まで書き直すのであれば、確かに自分の努力は全然足りていないかも……

あと一つ分からないのは論文書いているときにアイデアが出てくるというところ。アイデアは論文書くときにはすでにできていないとそもそも書けないような? どこからが論文と考えるかにもよるとは思うけど。(あとどういうスタイルの論文を書くかにもよると思う) 根本的に論文の書き方を誤解しているのかもしれないという気はする。(自分の論文の書き方が間違っているのかもしれない)