インターンのこととかなんだとか

Google Summer of Code(Google SoC もしくは GSoC)、本日採択者が発表されたようで、bashi さんが無事採択されたそうだ。めでたい。bashi さんは Google SoC の日本版であった Google 夏のコード道場にも参加されていたので、両方を制覇したという意味では珍しいのではないかと思う。

とはいえ落ちた人もいるようで、そもそも Google Summer of Code の選抜が厳しいのか、それとも日本から応募するのが厳しいのかよく分からないが、落ちた人も 今年の Google サマーインターンの募集は5月14日 なので、こちらに出してみてはいかが……(勤務地はアメリカではなく東京になった)。アメリカでインターンしたい人は直接アメリカの Google に応募する必要がある模様(去年 NAIST から行った人は直接応募して、結局行ってから2ヶ月延ばしてもらって合計5ヶ月いたんじゃないかと思う)。

まっとんさんは無事シアトルに着いたそうで、よかった。ビザのこととか最初の住居とか、行って仕事が始まるまでが大変なのだが、始まるとかなり楽しいこと請け合いなので、ぜひ(今年はシアトル周辺大寒波みたいだけど……)快適な季節を過ごしてくださいませ!

マイクロソフトでのインターンというと、NAIST (しかも情報科学研究科の学生)限定で申し訳ない話だが、5月13日の授業で Microsoft Research Asia (マイクロソフトのアジア地域での研究所。北京にある)の松下康之さんがという題目で講演をしてくれるそうだ。

本講演では、マイクロソフトリサーチアジアのVisual Computingグループにおける画像・映像研究を基礎研究から応用研究を含めて紹介する。また、マイクロソフトリサーチアジアの研究所の雰囲気、インターンシップの制度などについても紹介する。

ということで、マイクロソフトの研究所(北京)で研究インターンシップをしたい人は、画像・映像が専門でなくてもぜひ聞きに行くとよい。これまで日本では特定の学校(東大とか早稲田とか、あと最近では JAIST と提携したというので報道されていた)との間でのパイプはあったようだが、NAIST になんでないんだろうと思っていたので、朗報。これであと Microsoft のフェローシップの対象校に NAIST を加えてくれると言うことなし。Microsoftフェローシップは確かノート PC が支給、お給料が月20万だか年額200万円だか(金額はあやふや)もらえて、あとインターンシップも希望者は行ける(行きたくない人は行かなくてもいいけど、お給料ももらえるし、行かない手はないと個人的には思う)、とかいうもの。年度ごとに申請・受給するものだが、更新もできるはずなので、毎年もらえば大学院生活は安泰……。

あとこれもさらに NAIST情報科学研究科限定なのだが、学内プロジェクトの説明会 (←学内限定サイト)も5月9日に開かれる。そろそろ今年度の未踏の応募がかかるはずだが、それと比べても小規模だし、昨年度は倍率2倍程度だったので、倍率も低く、なにか作ってみたいとか、研究と少し離れたことをやりたいという人は、こちらに挑戦してみてはいかが? 1プロジェクト150万円の研究費がつくので、自分専用の PC がほしいとか、書籍代がかかるとか言った場合には、非常に助かる制度だと思う(3人で割っても1人50万円使えるので)。

まあ、小さなところから自分自身少しずつ変えてみるのがいいと思う。最初から大きなものに挑戦するより、徐々に自信をつけて変わっていくほうが、たぶん誰にでもできる方法だろうし(ここ一足飛びにしようとして失敗する人が多いのだが)、そういうふうに世の中動いていけばいいんじゃないかなあ。