MSRA

自分のページの Google 広告を見ていると筑波大学の広告が出たのでクリックしてみたら、Microsoft Research, Asia でインターンしていた人のインタビューが載っていた。Microsoft Research, Asia (以下 MSRA) は北京にあるマイクロソフトの研究所で、情報科学の基礎研究をしているところだ。

で、なんで紹介するかというと、どうも記事を繙くと

日本人インターン生として初めてビル・ゲイツ氏の家に招待されたと聞いて,私も最初はびっくりしましたが,大変光栄に思いました.それと同時に,私が初めてということは日本人インターン生の絶対数がとても少ないからなのではとも思いました(笑).

ということで、日本人インターン生として初めて行った、というのが本当であれば、自分も初だったのかなと思ったからであった(ミーハー)。こちらの方とは直接会っていないが、確かに MSRA から人が来ているとは聞いていたので、そちらの一行だったのであろう。来年から BillG は引退なので BBQ パーティーはなくなると思うのだが、リサーチのインターンは毎年招待されていたらしいので、MSRA から行ったのが初めてということかな? (でも本当に日本人のインターン生はインターンの3ヶ月通じて一人もいなかった)

来年度の NAIST の大学案内(受験生に配るパンフレット)に在校生のメッセージを毎年載せているそうで、後期課程の人も1人書くそうでそれに原稿を用意してほしいという話なのだが、これこそ1人と言わず何人でも書いてもらって web で公開して、そのうち厳選されたものを紙媒体に印刷して渡せばいいと思うんだけど……。

筑波みたく卒業生に依頼して書いてもらったものも、紙なら少ししか載せられなくても web ならスペースの制約はないわけだし、NAIST は公式サイトに情報が少なすぎるので、近畿圏以外から来ようと思う人は、出前説明会でもないかぎりオープンキャンパスすら足を運ぶ価値があるかどうか判断つきかねる、という感じだと思う。(自分も新幹線往復3万円払う価値があるか不安だったので深夜バスで来た。) 一度来てもらえば自分見たく「ここに進学しよう」という気になってもらえると思うのだが、学生の雰囲気とか授業の大変さとか生活の感じとか経済支援の話とか、そもそも「オープンキャンパスに来よう」と思わせる程度の魅力を web で伝えるべきなんじゃなかろうか。

と思って自分が書いた NAIST 関係の文書、どれくらい読まれているのか Google Analytics で見てみたら、入試関係・小論文・学生生活がそれぞれ年間2,000ビュー程度、特待生の薦めが1,000ビュー程度。毎年情報科学研究科を受験するのが4-500人、入学するのが150人前後なので、見た人がどれくらい受験して入学しているのか分からないが、確かにけっこうな人が見てくれているんだな。(今年の M1 の人は入学前から自分のページ見ていたと言っていた)

NAIST は一度足を運んでもらわないとよさも悪さも分からないから、もっと公式サイトをよくするべきだと思うのだが……。(少し前の特待生プロジェクトで NAISTSEO 対策とかしていないからちゃんと対策してランク上げましょうという話があったが、根本的にコンテンツが足りていないので、そういう問題ではないような)

今足りないと思うドキュメントは松本研の紹介文書だと思っていて、松本研に馴染んでから書こうと思ってしばらく書かずにいたので、新年度までに一つ書いておこうかな? これ以上松本研の人気が出ても学生室に入りきらないので困るんだけど……。あと自然言語処理の魅力を伝える文書も少ないのだけど、これはなんでこんなに少ないんだろう……筑波大学宇津呂研究室のページ、長岡技科大山本研究室のページあたりががんばっていると思うのだけど、高校生あたりがこれを目にすることってあるんだろうか。まあ、とりあえず大学生をターゲットにすればいいんだろうけど。