XPT

XPT と書くとなにかかっこよさげだが、要はメルボルンからシドニーに出ている夜行列車のこと。お昼ご飯食べたときに財布がなくて Bond さんから借りたのだが、ホテルに問い合わせてみると部屋に置き忘れてきていたらしいので、会議終了後取りに行き、Southern Cross 駅に行って XPT に飛び乗る。

シドニー大学から来ていた人が前メルボルンに来たときこの夜行列車を使ったらしく、「夜行バスよりはましだけど、お勧めしないよ」と言っていたのだが、飛行機は週末になると片道最低でも200AUD以上になってしまうし、メルボルンでもう一泊してもあまり意味ないし、と思って列車にしたのであった。

結論から言うと失敗。夜8時発の便だったのだが、乗客がみんなやたらうるさい。隣の人もずっと咳をしているし(自分は他人から風邪を伝染されるのがものすごく嫌い)、ふて寝したので正確な時間は分からないが、11時近くまで大声で笑い声がしたり話していたり。(ちなみに飛び交っている言語はスペイン語がほとんど、ときどきフランス語、英語その他の言語は皆無) エコノミーだからよくなかったんだろうか……。

起きたら朝6時でみんな静かになっていたのでハガキを書く。自分は海外に行くたびにとりあえず現地の絵ハガキを10枚買い、移動時間や空港での待ち時間に書いて投函することにしている。出したくてもメールアドレスしか知らない、もしくはすでに住所が古くなったので届かなくなってしまって出せない人もいるけど……。バッテリーがなくてもインターネットにつながっていなくてもできるので、至極気に入っている。最後切手を買うお金を計算に入れておかないではまりそうになったこともあるけど(今回も切手買ったら1.25AUDしか残らなかった)。列車が1.5時間遅れたので全部書ききることができた。というか列車で遅れるなんて、なんでこんなに今年は交通機関との相性が悪いんだろう……。