PACLING 初日

今日はPACLINGで発表するためにメルボルン入り。シンガポールを午後9時に出て朝の6時にメルボルンに着いて、ひげそったり歯磨いたりしてぼけっとしつつ過ごす。日本からシンガポールは割と快適だったがシンガポールからメルボルンはあまりよくなかった。これは恐らく日本人だとどれだけマナー悪い人でもそれなりの空気読むからなんではないかと思った。

メルボルン空港からはリムジンバスでメルボルンの中心街へ。金曜日に夜行列車でシドニーに行く予定なのだが、どこでチケット買えばいいのか分からず何人かに聞いて到着。学割だとものすごく安いのを忘れていて国際学生証がないので、普通の値段。前メルボルンからシドニー行きの列車に乗ったとき H 山から「アブさんだけ安くでずるい」と言われたのを思い出した。

チケットは無事購入できたのでサザンクロス駅から歩いてメルボルン大学へ。これも道が分からず3人くらいに聞く。みんな親切に教えてくれて感激。でも最後に教えてくれたおじさんだけ「あの電車に乗ればいいよ。19番路線だからな!グッドラック!」と言った割に、そこから歩いて3分で着いた。路面電車に乗るのも間違ってはいないが、それはなんか違う気が……。結局駅から歩いて40分だった。そんな悪くないな。今回どうせ3日しかいないからとボストンバッグにして正解だった。トランクだったら諦めて電車に乗っていたことだろう。

会場に着いたはいいのだが、受付が9時半かららしく、9時に着いてもまだ開いていないので、学内の喫茶店で発表練習したりして時間潰す。30分の持ち時間で22分発表・8分質疑応答なのだが、どうやっても25分かかっている……。どこを削るか考える。

昼食を挟んで自分の発表。しかし小さい会議だろうと思ってはいたが、聞く人が10人いたりいなかったりで、もしかしたら松本研で話したほうが人多いのではないか? と思ったりもする。しかし発表内容自体は(実は甘く見ていたのだけど)思ったよりレベル高くてこちらがむしろびっくりする。今日のセッションでおもしろかった(自分の発表の裏で聞けなかったのもあるけど)のは

かな。(ACL とか EMNLP はどうせみんな見るだろうからあえて紹介してみる) 実は言語学系の人も来ていたりして、けっこうバラエティがある。発表の突っ込みや交流はむしろ言語学系の人からもらった。この(小)規模でちゃんと分野混ざって交流できるのはすごいのかも。

夕方はレセプションでビールやワインを飲んで他の人と喋る。いろんなところから人が来ているのう。九工大で kosuke-s くんの指導をしていたという伝説の方と会う。実はこの生駒日記で kosuke-s くんのプログを発見したらしいが、kosuke-s くんは自分を恨まないように ;-p インターネッツに公開しているものは遅かれ早かれ見つかるものです。

あとオーストラリアという土地柄か、シドニー大学の人とかシドニー出身の人とかの学生が何人もいて、シドニー話で盛り上がったりする。やっぱシドニー好きなんだよなー。大学生に50万援助するだけでここまでその国好きになるんだから、もっとお互いじゃんじゃん出せばいいのにね? と思った。初対面の人でも突然名乗って話しかけられるようになったのはインターンシップの賜物(笑) あと noah-e さんにも何回か言われたが、今日もアクセントがアメリカ風だと言われた。アメリカ風じゃないと(ぼそぼそ言うと)みんな聞き取れないようなので……。

ホテルでチェックインして帰ってくると松本先生と遭遇。ご飯を食べてきたそうだ。IJCNLP の話を聞いたりする。松本研から出した人は5人みんな通っているとか? 嬉しいけど旅費どうしよう、という感じらしい。みなさん合宿もあって論文書き直しも忙しそうだが、活気があっていいことである。