munch

今日は朝早くから Alex と Slav の最終プレゼンテーションだったので聞く。でも時間がないので発表の間に席に戻って実験結果見たり。なんかお菓子が出てきて munch って聞いたので morning と lunch の合成語か? と思ったが、食べるという意味の動詞なのか……。

ちなみに Munch はムンク。Mucha はミュシャプラハにはミュシャ美術館があった(ミュシャチェコ生まれらしい)のだが、「むちゃ」じゃないらしい。

昼は Mark の送別会だったのだが、忙しくて行かれなかった。そして時間がないのでピザ買ってくる(でも自分で買うものじゃないと強く思った)。

午後と夕方はそれぞれ論文の打ち合わせ。かなり書き換えたりコメントくれたりしたので、それの直しとかいろいろ。紙のペーパーは真っ赤、送ってもらったファイルは真っ青(コメント入れると Word は青く表示する)になっていた。書き足りない部分、どうしてそうなっているの? とやり取りするうちに、どこがどう足りていないのか(自分の頭の中ではいろいろ考えたり実験したりして分かっていることでも、伝わっていなかったのが)クリアになってくる。

しかし Word すごいな。標準でここまで文法チェックしてくれるとすごく助かる(しかし我々が日本語の Word で指摘がうざいと思うように、ネイティブにしてみたらうざいのかもしれないが)。スペルミスも自動で直してくれるし(いや、勝手に直されて迷惑することもあるけど。アルファベットの i とか単独で書くとキャピタライズされるので困る)。コメント機能と合わせると、LaTeX で論文しこしこ書いているのが馬鹿らしくなってしまう。

ここでなんで間違えているのかということを「explain」ボタンを押すと教えてくれるので勉強になる(どう書き換えたらいいのかも教えてくれる。そしてうざい場合は「もうこのチェックは出さない」ボタンを押せば消せる)。まあまだ改良の余地は(ほとんど基本的には目的達成できる精度のある IME と比べると)たくさんあると思うが、このくらいでもかなり助かるというのが今回の印象。母語なのか第二言語なのかで求められる機能違うんだろうな。

あと便利な機能としては、版の管理なんかも CVS とか SVN でやらなくても自動でしてくれるし、自分のリポジトリに入れるわけではないので他の人と履歴を簡単に共有できてものすごく楽。

週末土日自分のところを書き上げて、月曜にまた打ち合わせしましょうか、という話でまとまる。先週の金曜に「論文出すのは来年でもいいしどっちでもいいけど、せっかくだし今回書きますか?」と言われたときはどうなるか不安だったが、なんとか終わりそうな気がしてきた。

実は高校時代インド哲学にはまっていて、大学では印哲専攻しよう(そして悟りを開こう)かと考えていた時期もあったので、インドには多少興味があるのであった。いまはそこまで人生捨てていない(?)ので、遊びに行くだけだろうけど……。(行ったが最後人生遊行の旅になって帰ってこない、なんてことはたぶんありませんよ) 悟りを開こうとするのもいいけど、人生大事なことはたくさんある、ということで。