SEA-TAC

空港に着いたが時間がなかったのでマイレージの申し込みもせずそのままチェックインする。係りの人が途中10分くらい席を立ち、「このチケットだとバンクーバーで降りて荷物を取ってもう一回チェックインしないといけない」と言われたので、「バンクーバーで?」と聞くと、「カナダの通関を通らないといけないのでバンクーバーです」と繰り返されたので、まあそれくらいならいいかなと思って荷物を預ける。

実はシアトルとバンクーバーは車でも2時間から3時間くらいらしく、3時にアパートを出て空港に行って飛行機に1時間乗って7時に着くのだが、車で行ったほうが速い。今回はチケットの都合上こんなことになっているけど……。

バンクーバーに着いたら荷物が全然出てこなくて、一緒に乗っていた他の人も待たされているらしく、自分は次のフライトまでの時間が1時間半しかなかったのでかなり焦ったのだが、最後に荷物照会のところにどうなっているのか(他の人と)訊きに行くと、自分の荷物だけなぜかロンドンに送られているらしい。You're lucky と言われたが、話違う!

フライト30分前にチェックイン窓口に行ったのだが、もう今からでは間に合わないからチケットは発券できないと言われる。とりあえず明日の同じ便に振り返るから、今日は自分でバンクーバーに泊まってくれ、だそうだ。シアトルで荷物はバンクーバーで受け取れと言われなかったら待たなかったし、そもそも荷物が遅れなければ荷物が来ないことに気がついてもっと早く確認して(ロンドンに送られたことを知って)チェックインできたはずなのだが、「それは United の問題で自分たちの会社の問題ではないから、言いたいことがあったら United の人に言ってくれ」と相手にしてくれない。それで United の人のところに行くと、「荷物はロンドンに行くとバッグのタグに書いてあるのにバンクーバーで待って乗り逃がしたのはあなたのせいだし、United の飛行機自体が遅れたわけではないのでわたしはなにもできない」と奥に引っ込んでしまう。

British Airways では夜8時半の便に乗る予定で、翌日の便に振り替えてもらったらしいのだが、午後4時に来てくれと言われて途方に暮れる。とりあえず24時間開いているバーガーキングで腹が立ったのを収めて、ホテルに泊まろうかと探そうとしたのだが、よくよく考えると PC も全部預けた荷物の中に入っていて、泊まってもプラハでの予約を取り消せるわけではないので、空港で一泊することにする。

あー、時間が長い……。