Google Desktop

昨日 wm3 と話していたのだが、数ヶ月 Windows を使っていて一番便利だと思ったのは Google Desktop。使い始めた1週間は使い方が分からず「なんだこれ」程度に思っていたのだが、Dock を自動的に隠すようにしてからは割と使い易くなった。Ctrl 2回押すと検索窓が開くのも最初は押し間違いで出てうざいと思ったが、慣れてみると自分がどのアプリケーション起動しているのか気にしないで検索窓開いて検索できるので、非常に使い易い(わざわざ Firefox だからこの窓に入れないととか Thunderbird だからこうだとかないので)。Mac に移植されないかな。

Google Desktop のなにが便利だったかというと、見た web ページも読んだメールも全部検索対象に加えてくれること。風博士に履歴検索が入ったときいたく感動したのだが、Firefox でもいま調べたら履歴検索用の拡張はあるらしく、一般的になってきたのかもしれないが、メール検索同様精度が問題。

Thunderbird にせよ Wanderlust にせよ受け取ったメールを検索しようとすると、送信者とか件名とか入れてメールを絞りこむことはできるのだが、出てきたメールは受信順に表示されるだけで、その中からどれが探したいものかは人手で探さないと分からない(全部見ないといけないことも多い)。一方、Google Desktop を使うとメールもちゃんと検索語に対してランキングづけされて表示されるので、上から見ていけば簡単にほしい情報にたどり着ける。

Mac の Spotlight もたぶん同じことを実現できるはずなのだが、こっちはランキングの仕方もひどい(日本語だから難しいというわけではなく、たとえば論文検索しようとして特徴的な英単語入れても出てくる順番がおかしい)し、なによりインデックス張っているはずなのに検索始めてから結果が出るまでものすごく待たされる。Google Desktop は検索したら一瞬で結果出てくるし、メール検索目的だけでも入れていて損はない。(全部 gmail に移行してしまった人は必要ないのかもしれないけど)