仲間

駒場科学史・科学哲学の学生と OB/OG が入っているメーリングリストがあるのだが、今日野矢先生の話が書かれていて、野矢先生っぽいなあと少し癒された。(野矢先生の新書とか読むと会話調で書かれているが、まさに本人もあんな口調で喋るのだ)

「…ちょっと説教臭いことを言いますけどね…。君たちくらいの年代で一番重要なのは一緒に哲学をする仲間でね…。話題が自分の関心に近いかどうかは関係なく、仲間が話をするときには聞きに行くものだよ…」

自分は松本研に来てからも他の人の話があると(前 takechi さんの発表練習のとき聞きに行ったように)あまり関係なくてもけっこう聞くのだが、最近の人は自分に関係ないと思ったら全く聞きに来ない(今年の M1 の人が全員特殊なのかもしれないけど)ようで、自分は古い世代なのかなあと思うことがよくある。コメントできるかどうかとか、話の内容が役に立つかどうかとかではなくて、自分と同じように(みんな全然別の問題だけど)苦しんでいる、というか真剣に問題に取り組んでいる人がいるっての、肌で感じるのは大事だと思うのだけど……