今日の言い換え勉強会は乾先生が論文紹介するというので久しぶりに出てみる。"Semantic Taxonomy Induction from Heterogenous Evidence" という論文で、今年の COLING-ACL で Best Paper Award を取ったと聞いたので自分でも読んでみてはいたのだが、なんのためにどういうことをしているのかいまいちよく分からなかったのだ。

乾先生はこの論文のプレゼンテーションをたまたま見ていたという話で、ホワイトボードに図を描きながら説明してくれて、謎に思っていたところがすっかりクリアになった。ryu-i さんも「けっこう読んでみたけど WordNet に特化した話のように見えてどうなんだろう」と言っていたのが「謎は全て解けた!」と言っていて、この論文は図が一つもないのでよく分からなかったが、一つあるだけでだいぶ理解の助けになったのではないかと思った。

こういうところでの説明するための図の使い方は乾先生はとてもうまいので参考になる。