科学者コミュニティ

なんか昔の 2ch からリンクがあるなと思って見てみたら、2002年の日記でノーベル賞について書いた話であった。

これはその前の年に出ていた授業、これこれの影響で書いているのだが、最近もこの日記に書いたので、このネタはけっこう自分の中で引きずっている気がする。

大学に入った当初は科学哲学(言語哲学)とかなんだとか言っていたのだが、最終的に卒論は科学史にしたのも、このあたりが関係しているのかもしれない。

Wikipediaノーベル賞の項にも日本人がノーベル賞を受賞できなかった理由について書いてある(昔なかったと思うのだが最近充実している)が、科学といえど科学者コミュニティでどれだけ受け入れられるかというのが(論自体の正当性も全く関係ないわけではないが)重要である。黄色人種という理由でノーベル賞の対象から外されたりするのはどうかと思ったが、そういう本来なら隠しておきたいような文書まで含めて公開する彼らは偉い。

長い目で見たらちゃんとうまく動いているのがこの科学・技術というシステムのすごいところ。