デビルサマナー

久しぶりにゲームをプレイ。やったのはデビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団というゲーム。女神転生シリーズの最新作。シリーズやったことない人でもそこそこおもしろいのではないかと思う。戦闘シーンがアクション風になったことに賛否両論のようだが、これは RPG の正統な進化で、ゲームの最終形態だと思うのだけどな。中2のころこれとほぼ同じシステムを考えていたのだけど、もう実現できる時代になったのだなあ。

女神転生シリーズではデビルサマナー(最初のも好きだしソウルハッカーズも好き)がいちばん好きなのだが、今回のは今回のでこれまでの女神転生シリーズ(特に真・女神転生1-3)の話を知っている人は、話の内容的にも楽しめる内容。悪魔の合体に凝りたい人には物足りないと思うが、攻略本とか web とかに頼らないでプレイするにはこのくらいの複雑さが適当なのではないかな。戦闘で悪魔が同時に1体しか呼べないのはなかなかすごい割り切りようだが、これはこれでちょうどいいのかも。AI が馬鹿なので2体以上呼んだらとんでもないことになったりして……。

ゲームといえば、このところ最後にやったのは逆転裁判だけだった。昔はよくやっていたけど、最近はよほどおもしろそうじゃないとそもそもやろうという気が起きない。おもしろいといえばおもしろいのだけど、そのおもしろさが自分だけで閉じてしまうのがもったいないと思ってしまうのかな。でもオンラインゲームにしたらそれが解消されるかというと、そういうことではない。小学生のときみたいに、みんなが同じゲームやっていて、それで口コミで裏技が伝わっていくみたいな(10年後になっても「そういえばあのころはあんなゲームやっていたよね」と盛り上がれる)、そんな同時代感が得られるゲームがいい。

人生他にもいろいろやりたいことあるってのも、そんなゲームに執着しなくなった要因の一つかもしれない。でも人生の中でどんな仕事したいかと考えて、ゲームクリエイターが一番長くなりたいと思っていた職業なんではないかと思う。死ぬまでに1作か2作くらい作ってみたいのだけど、作りたいものはだいたい作られてしまった(小学生から中学生のころ考えていたものが大学生からいまにかけて発売されている)から、あえて作りたいというほどでもないかな。