Fedora Core 2 のここが…

研究室の環境は Fedora Core 2 が席巻しているので、最近は Fedora Core 2 をよく使うのだが、いろいろ使い勝手が悪い。誰かが解決策を教えてくれるかもしれないので書いてみよう。

  • yum が遅い

かなり耐え難い。あと先日 yum が暴走して kill でいかなるシグナルを送っても死んでくれなくなった。ただそれは CentOS でも yum が CPU を 99% つかんだまま反応なくなるのは何回か会あったので、これは Fedora Core 2 のせいではなくて yum のせい。(CentOS は apt を使うことによってこの問題を回避)

  • パッケージ数が少ない

Fedora Core 2 だからかもしれないが、yum でインストールできるパッケージ数が少ない。以前 Vine も収録パッケージが少ないことで有名だったが、それよりもさらに少ない気がする。yumリポジトリを数個足してもまだかなり足りない印象。Fedora Core 3 とか 4 とかでは改善するのだろうか。CentOS 4 のほうが Fedora Core 2 よりましな印象。FreeBSD とか Debian に慣れると、インストールしたいときにパッケージを探すのが面倒。(本家のパッケージとして収録されているのはやっぱり便利だ)

  • デスクトップとして使うために欲しいアプリケーションのパッケージがない

前節とも被るが、日本語デスクトップ環境として欲しいアプリケーションの RPM がことごとく yum でインストールできない。その度に検索して RPM を入れたり RHEL から SRPM を持ってきて rpmbuild するのは面倒。(どこかに日本語環境構築用の便利な yum リポジトリあるのを見逃している?)

Emacsmigemo を組み合わせて使えない模様。ぐぐると C/Migemo なら大丈夫との情報もあったのだが、どうもC/Migemoでもだめらしい。migemo search を始めて2文字目を入れる(migemo を起動する)ところで emacs がハングする。(C-g で抜けることはできる) 時間があればもっと調べてみたいところだが、平日はちょっと…… 

しかし松本研で migemo が使えないというのもなんか苦笑したくなる感じ(使えないのは Emacs 内だけでコマンドラインとか w3m からは使える)。いや、自分は先々週くらいからかなタイパーに転向したのであまり恩恵はないのだけど。scim-prime でかな入力ができず(scim-anthy はできる)挫折したり、学校の環境ではローマ字入力のままなのでキートップを確認したり、かなキートップなんて要らない派(US キーボード派)だったのに、ないと不便するようになった。