図書館(3)

今日は教育学部の図書室と法学部の近代明治新聞・雑誌文庫と東洋文化研究所の図書室。教養の図書館だけだったら論文書けなかっただろうなあ。(いや、まだ書いている最中なんだけど) とはいえ、大正時代の本・雑誌は欠けているのが多い。昭和も戦前の本は紙と装丁がかなりやばい。めくっただけで破れそうになるので神経を使う(明治文庫と東文研は閉架式なので司書の人に史料を出してもらう)。ここ数週間本郷に通い詰めだが、閑静な研究の場所、という雰囲気を大学在学最終年にして初めて味わう。駒場がそういう雰囲気なさすぎるだけかもしれないが。

そして結局総合図書館の書庫で明治時代の資料を探す生活に戻ったり。明治時代の本はいろいろ読んだ人の書き込みがあったりして、むしろ書き込みを読むのもおもしろい(okayamaくんは「借りた本に書き込んだり線を引いたりするなんて言語道断だ、トレーシングペーパーを使って書き込め!」と言っていた。公共のものだから書くな、というのはその通りなんだけど。)。

こういう生活もけっこう好きだったかも、と思った。