父がリストラ対象になったらしい。
S 建設の早期退職制度に応募して S 不動産に移ったときのもとの契約では「最低5年は身分を保証する」だったのが、上司がころころ変わるうちに「5年で契約期間終了」になっていたらしい。最低5年っていったら5年で終わりを意味するようなところだろうなあ、とは思っていたが。
さすがにこれはひどいので、父が契約を確認して、話が違う、と交渉したところ、4日後にビル管理者の試験があるから、これに受かったらいったん退職扱いにしてそちらで取ってくれる、という取引になったらしい。話によると、異動扱いにして5年以上在籍することになるといろいろと面倒なことになるらしい。
この試験というのが、話の分かるふりをして最初から落とすための形だけの試験をするのか、それとも本当に採用する気があるのか分からないが、父は30年以上前の大学生時代の教科書を取り出して(まだ持っていたことにも驚いたが)、毎日仕事から帰ってきては勉強している。家では勉強に集中できないからと、いったん仕事から帰ってきて、もう一度出かけて喫茶店で勉強したりしているそうだ。
先日 H 山とも喋っていたが、ぼくら親不孝ものだなあ。
