中国語

木曜日は上海語台湾語の会話の授業、そして中国語(主に普通話だが適宜上海方言や台湾方言、広東方言も参照)の文法の授業。やっぱり(広い意味で)中国語はおもしろいなあ。

そういえばずっと中国語といえば Chinese だと思っていたし、Chinese 以外には Cantonese くらいしか単語として知らなかったのだが、Andreaに対して「Chinese で喋っているのね」と言ったら怪訝な顔をされて、自分たちが喋っているのは Mandarin だ、と訂正されたことが何回かあった。Mandarin というのが標準中国語のことで、いま台湾をはじめ上海でも広東でも四川でも学校は全部標準中国語なので、40歳くらいから下の人は全員標準中国語で会話できるらしい。自分が中学生で中国語を習い始めたとき(もう10年以上前になるのか!)は広東は広東語、上海は上海語で、そこに行くならその言語を学ばないと、と教わったのだが、時代は変わっているのね。

で、Andrea も電話しているときは Mandarin じゃないっぽく、何語で喋っているのか分からず、訊いても「Mandarin じゃないけど台湾でわたしたちが喋る別の言葉があるのよ」と教えてくれるだけだったのだが、台湾語ってのが別にあったというのを今学期初めて知った(のですぐさま学んでいるわけだ)。いろいろ奥が深い。もともと高校生のときは台湾の大学に留学して、東大にでも逆留学しようかな(そのほうがかっこいいから)、としょうもないことを考えていたのを思い出した。台湾語の存在を知っていたらまた道が違ったかも。

大学卒業の年になってからなんでこんなに毎日楽しくなるかね。不思議。