チルダ

kei くんが金曜日「~x86 の環境は使ったことないって、最近まで意味分からなかったですよ」と言っていたのではたと気がつくが、unstable な環境、ということを表すのに "~" (チルダ) をプラットホーム名の前につけるのは Gentooローカルな約束だった。(補足しておくと kei くんはもう Gentoo 使って半年くらいにはなるはず)

Debian だと /etc/apt/sources.list なんかを書くときにばっちりunstable/testing/stable のいずれかを書くので分かりやすいが、チルダで表現するのはかなり分かりにくいかも。一応 unstable/stableの区別ができる(必要ならば /usr/portage/profiles/package.mask でさらに問題のあるパッケージをマスクできる)というのは Ports やpkgsrc と比べると進歩しているとは思うのだけど。

とはいえ、puntiumさんも書いているように、unstable/stable の区別はあってもその境界が曖昧だからあまり意味ないんじゃないの、というのには概ね同意。開発者によって基準がばらばらだからなー。nakano さんみたく、unstable のまま持っているのは落ち着かない、と1週間で外す人もいれば、yakina さんみたく延々半年以上 unstable からstable にしないで置いておく人もいるし。一応 Gentoo Linux developement Policyでは数週間~1ヵ月くらい経ってバグ報告もなければ stable にしてもいいよ、ということにはなっているが……(ちなみにこの unstable/stable はパッケージ自体の unstable/stable とも関係あるが完全に一致するものではないので、それもまたややこしい)