帯をギュッとね!

久しぶりに読み返す。1巻から30巻まで全部一気に読んだのは初めてかもしれない(ちなみに今日10時間くらいかかった)。弟は「この漫画だけは高校生活を全部描いているし、とても現実味があってよい」と称賛していたが、実は自分はこの漫画をまだ5回くらいしか読み返していないし、特に終わり方に納得がいかない部分があった。

今回読み返したのは高校卒業以来初めてだと思うが、最後まで続けて読んでこの作品のよさがとても分かるようになった。実際サンデーで読んでいたときは、麻里ちゃんが福岡国際に出るあたりからテンション下がってきたな、と思っていたのだが、いまになって思うとそれはそれで(最後の部分も)重要な意味があるのだな、と。

こういう漫画を読むと、どうしても高校生時代にやり残してきたことがあるな、と思ってしまう。男子校に長くいすぎたせいかもしれないが、弟2人がそれぞれ共学の高校に行って(恋愛したとかしないとかいうことではなく)楽しかった、という話を聞くと、ただうらやましく思う。帯ギュではむしろそういった点も含めて描いているので、いずれにも公平なのだけど。