Gentoo Linux

結局 Let's note は FreeBSDGentoo で使おうと決めたのでインストールにかかる。 CD-ROM ドライブなんて立派なものはここ最近インストールメディアとして使えたことがないので、今回は tomsbrt を使ってインストールしようと思ったのだが、あいにく DOS モードも使えないし(Windows 2000)ブートできる Linux 機も1台ももっていないので、Slackware のインストールフロッピーから作業することにする。 Slackwareインストーラは3枚組だが PCMCIA もサポートしていて、ftp は入っていないものの、wget があるので、fdisk したあとネットワーク越しに stage1 を持ってきてすわ展開、というところではたと手が止まる。 そう、Gentoo の配布ファイルは bzip2 で固められていて、Slackwareインストーラには bzip2 は入っていないのだ。tar も busybox 用の機能が制限された tar なので展開できない。Windows 機でいったん bzip2 を展開して gz で固め直そうとしたが、デバイスファイルがうまく扱えない模様。 仕方ないな、と思って ruriruri で bzip2 を -static でコンパイルして持ってきたのだが、どうも Slackware 側が glibc-2.1.3 のようでロードできない。それならば、と以前 NC 用のバイナリを作るために作った rinrin(Debian sid) 上の potato 環境(chroot jail に入れてある)でコンパイルする。これでなんとか展開は完了。 しかしここからさらにコンパイルしようとすると、つれないことに
FATAL: kernel too old
と言われて chroot できない。Slackwareカーネルが 2.2.19 だからいけないのか…… 結局 Plamo 3.0 のインストーラで解決。FD 2枚でよくがんばるインストーラだ。