帰路

朝7時半ごろもうやすこちゃんは仕事に行くそうなので、ちょっとだけ起きて、また

ー、と言ってじゅんくんと一緒に布団に戻る。昼の何時から授業なのか聞いていなかったが、さすがに1時15分前になったので、そろそろ授業なんじゃないの、と起こすと、実は授業は1時からだったらしい。ありゃりゃ。

がんばって用意をしてそそくさと出る。一応今回京都に来て、弟たちの合格祈願をしよう、と思って神社を見つけたら合格祈願、進学・合格お守りを見つけたら買っていたので、最後に吉田神社に行こう、と思って案内してもらう。一人で行けるところまでついてきてもらったのだが、さすがに授業があるのに引き止めるのは気が引けたのでそこからは一人で歩いていく。

吉田神社は一言で言えば「いいとこどり」の神社で、そこにお参りするだけで全国津々浦々の神社にお参りしたのと同じだけのご利益がある、という嘘か本当か分からないような神社なのだが、じゅんくん曰く「あそこにお参りに行ったら受験生は落ちるし大学生は単位を落とす」とのことだったので、本当にお参りするかどうかちょっと迷う。

実際吉田神社の鳥居をくぐってみると、雰囲気が明らかの他の場所と違い、とても禍々しかったので、2つ目の鳥居を通過する前に別の門から出てしまう。これはお参りして落ちてしまうのも分からなくもない。つまり混ぜるな危険ということなのだろうか?

田神社でそういうことがあり、疲労してしまったので、京都駅まで帰りは徒歩で行くつもりだったのを変更してバスに乗る。京都は電車よりバスのほうが便利だと聞いていた通り、確かにバスのほうが安くて便利だ。電車は1駅しか乗らなくても210円取られたり(しかも歩いて10分とかからない距離)、かなりひどい運営をしている。

帰りはバスはもう飽きたので新幹線。3時間くらいで着くので本屋で『紅茶王子』2冊(16-17)と『ブラックジャックによろしく』3冊(1-3)を買う。新幹線は学割を使うと京都駅から東京まで11110円だったので、それほど高くもなく(JR の夜行バスだと学割が使えるので6000円ちょいで行けるらしいが)、車中も名古屋駅まではがらがらだったので満足。