見ればいいことまで読んで長時間

午前中は定期的に通院している耳鼻科に行く。下の子が産まれてからというもの、深夜にミルク担当を交替するのだが、交替するタイミングで部屋を変わる(上の子は妻の部屋で寝るので、自分も最初はそれに添い寝している)ので、睡眠コントロールがいまいち難しい。上の子のときは自分は寝る部屋が同じだった(交替のタイミングで妻は自分の部屋に行けばよかった)ので、特に問題なかったのだが……。

昼からは2日目の研究室公開。本来聞きに来る予定だった学生は来ていないようだが、聞きに来る人数は変わらず。まあ最終的には最大で4人しか配属されないので、ベストな人数は4人きっかりが研究室公開に来て、その4人が配属希望を出して来てくれることだと思う(20人聞きにきても16人は研究室に来ない人なので)。

午後は共同研究のウェブ会議。会議のあとに、論文に書かれている内容を理解するために(論文には図が書かれていなかったので)図を2人で描いてみたり。図、数式、コードの対応を自力でつけることができないと自然言語処理のコードはなかなか実装できないと思うのだが(深層学習を用いたプログラミングで詰まる人は大体ここで詰まっている)、こういうのをトレーニングする機会がなかなかない。論文紹介や進捗報告の時間にできるだけ見せるようにしているのだが、これ重要性が分からない人には分からない作業だよなあ(だから目の前でやっていても、意識して見ない)、と思ったりする。自分自身は大学院生のときに突発的にホワイトボードで始まるディスカッションで鍛えられた(最初は門前の小僧のように、横から見ているだけだった)気がするのだが、そういうのをできれば組織的にやりたい。

オフィスアワーで研究の相談を2件受けたあと、学部教務委員として基礎教育部会に参加する。今年度は毎月開催ではなく隔月開催になって会議の数が半減したのがとてもありがたかったのだが、その分開催される日の時間が長時間化したので、来年度は開催数を少し元に戻したいようだ。あまり長時間会議を開きたくないのは分かるが、開催回数が少ない方が嬉しいし、そもそも長時間になるのは読めば分かることをダラダラと読み上げてたりしているせいなので、むしろ読み上げなくていい事項を精査してほしい(少なくともこの部会による拘束時間のうち半分は無駄な時間だと思う)。

夕方はアルゴリズムの授業の資料をアップロードしたりする。これで年度内の資料は全部配布した。昨年に作った資料があるので今年の準備はだいぶ楽で、ほぼ微調整で済んだ(基本的には今年は授業外の演習をなくして授業内の演習の時間を2-3倍に増やしたので、去年話して話しにくかった部分をざっくり削った)。これで来年度以降に引き継げるようになったかな、と思っている。