コンテスト千里の道も一歩から

午前中は上の子を土曜保育に連れていったあと、先週下の子が受診したときの医療費の返還手続きをしたりする。公立学校共済なのだが、保険証が来るまで2週間を覚悟していたら、金曜日に申請して火曜日には届いていたので、助かった(月をまたいでいたら、返金手続きがかなり面倒くさいことになるところだった)。

午後は ICPC(国際大学対抗プログラミングコンテスト)の 2019 アジア横浜大会の参加のために、横浜へ。日本予選を通過したチームと、海外からの招待チームとが参加する大会だが、アジア地区大会に足を運んだのは初めて。参加者として ICPC に参加したことはなく、参加する人を横で見ていただけなのだが、今年は首都大からいくつかのチームが参加をしていて、コーチをしていたチームが日本予選を突破してアジア大会に出場することになったので、これはよい機会だということで参加することにしたのである。

横浜で降りたのは初めてだが、これはいい街。城下町と港町は好きなのだが、横浜は横浜駅を除けばいいところだと思った。

アジア大会、入口から完全に英語で、中に入っても同じチームのメンバー同士以外は基本的に英語でやり取りしていて、下手な国際会議よりはるかに国際的な雰囲気でびっくりする。学部生でこういう雰囲気に触れることができるのは良いことである。監督等に知り合いを見つけたが、参加者と運営メンバーが大会中に(日本語ではもちろん、英語でも)歓談してはいけないそうで、日本語で話しかけてしまい、ちょっと申し訳ないことをしてしまった。

オープニング、リハーサルの説明、リハーサルともども笑いあり、教育的な話もあり、緊張感もあり、とてもよかった。百聞は一見にしかずで、見に行って大変勉強になった。自分が情報系の道に進むことになったきっかけの一つは上に書いた先輩の ICPC の見学だが、今回も大学の学生がこういう機会でコーチの声をかけてくれて、そして実際に予選を勝ち抜いてアジア大会に進出したので、大感謝である。チーム紹介や懇親会には出られなかったが、また機会を改めて参加したい。

ちなみに、今回首都大からアジア大会に参加した競技プログラミングサークルの公式 Twitter アカウントは @triC_PR だそうである。チームの写真(自分もコーチとして参加)はこちら