聴講で参加するのも価値がある

朝は1時間ほどメール処理。文科省国費留学生の問い合わせ、内諾書を出しても全然配属されない(そもそも首都大自体に配属されない)ので、他の大学に出した方がいいよ、と去年から強く言うようにしているのだが、それでも来たいというので念のために他大学も当たるように言っておく。ちゃんと研究テーマのマッチングもできている(このテーマなら日本ではうちの研究室以外にはほとんどないだろうレベル)のに配属されないということが続いたので、もはやどうすれば配属されるのか意味が分からないのである。

午前中は進捗報告を1時間ほど聞く。MT Summit の報告をしてもらったり。前回名古屋で MT Summit があったとき4人の学生に参加費・旅費等全部出して聴講で参加してもらったのだが、みんなその後うちの研究室の機械翻訳グループを牽引してくれているので(1人は機械翻訳グループではなく言語学習グループになったが、今年ものすごい量の後輩の面倒を見てくれている)、効果的な研究費の使い方だったと思っている(COLING が大阪であったときも結構な人数で参加したが)。次に日本で大きな国際会議があったら、できるだけ旅費を工面して参加してもらうようにしたい。(自分も初めてのトップカンファレンス、COLING/ACL 2006 は発表なしの聴講だったが、それで自然言語処理の研究者になろうかと思ったので)

昼休みは来週の学科会議に向けて、学科長と学部教務関係の打ち合わせ。少しずつ情報科学科っぽい感じになってきてよい。とはいえこれらの仕事も自分が最後まで面倒を見られるわけでなく、次の学部教務委員の方に引き継ぎをしないといけないので、次回の学科会議までにちゃんとまとめておきたい。あと、さ来週のコース会議に向けた学部教務関係の仕事も少しやる。

昼過ぎは B3 の研究に関するミーティング。夏休みに少し別のテーマもどうかと思ったが、B3 のみんなは夏休み前に話し合ったテーマがいいということで、それで行くことに。9月中に目鼻がつけばあとがやりやすいので、ちょっと毎週なんとか時間を作って進めたい(11月になってしまうと、なかなか時間が取れないと思うので)。

午後は日本時間明日が〆切の国際会議の原稿 x2 の最終確認。夏休み期間なのでだいぶ余裕があったが、それでも見る時間を作るのが大変だったので、これ授業期間だとやばかったなと思ったりする。あと、来週開催の国際会議の発表練習をしたりする。自分もこの発表のある1日(2日目)だけ参加予定。国際会議でも日本開催だと参加がしやすい。

夕方は上記の国際会議の予稿集を作成する作業。シェルスクリプトを書いたり、Google Spreadsheet の関数を駆使したりひたすら Acrobat を使ったりする。まだやり残していることがあるような気がするが……。