ニュアンスが分かる会議は意味がある

午前中は NAACL-HLT 2019 読み会で3本紹介してもらったが、下記がおもしろかった。スライド

  • Sihao Chen, Daniel Khashabi, Wenpeng Yin, Chris Callison-Burch, Dan Roth. Seeing Things from a Different Angle: Discovering Diverse Perspectives about Claims. NAACL HLT 2019.

これは議論マイニングの研究で、コーパスをウェブからクロールしてアノテートし、解いて分析する、という自然言語処理の研究としてはお手本的な構成。(論文本体は読んでいないが)丁寧な研究をしているという印象。

昼からは機械翻訳グループの進捗報告。15時から学科会議なので1.5時間で終わるように調整してもらう。人数が多いので1.5時間では正直なところ短いのだが……。

15時から学科会議。若干紛糾した案件があり、時間としては2時間半強。昨年度は全く学科会議に出られていなかったので、議事録を見るだけではどういう経緯でどういう温度感で決まったのかは分からなかったし、今年度はこういうのも含めてニュアンスが分かって助かる(教授会は根回しが終わっている議題ばかりなので、あまり出席する意味がないと思っていたし、今年度から代議員会になって教授会の回数が1/3~1/5になって大変ありがたい)。