チューニングするのがかなり難しい

午前9時に出勤して健康診断を受ける。いつもは人間ドックを3月の時間のあるときに(お金を払って)受けているのだが、今年は3月に時間がなかったのである。胃カメラが長いことが既知だったのだが、少し早く受診させてもらったので、なんとか時間内に終わる。他の学科の方々と少しお話しできてよかった。

午前中は研究会で新入生の進捗報告を聞く。全体の進捗報告も2回目なので、だいぶ慣れてきた。新入生たちは新入生たちで、メンターの人と定期的にミーティングをしているようなので、そちらで色々揉んでもらっているみたい。だいたいこのやり取りを夏休みくらいまでやれば、研究の仕方の最初の部分は一通りクリアできているのである(論文を書く段階でもう一つハードルがあるけど)。

お昼はインターンシップ学生の最終発表会をする。ニューカッスル大学から来ていた交換留学生だが、今週の金曜日が最終発表会で、土曜日には帰国するらしく、慌ただしい。インターンシップで取り組んでもらった内容は、研究室としても参考になったのでやってもらってよかったが、難易度はもう少し調整できるとよかったかなと思わなくもない(そもそもコンピュータサイエンス系の専攻の学生でなかったので、事前に調整のしようもないが)。

午後は言語学習グループの進捗報告を聞いたあと、D セミナー。ニューラル機械翻訳で Transformer がデフォルトになって久しいと思うが(論文の査読で何回「Transformer を使え」と書かれたことか……)、やはりチューニングが難しい。データが少ないとうまく動かないし、逆にデータが多いと実験時間もかかるし。お金持っているところが有利なフィールドで戦うのは得策ではないのだが、こればかりは2019年現在甘受するしかない。