出席をしているだけで学んでた

午前6時から2時間ほどメール処理。先月から保育園の送り迎えが自分担当になり、毎日仕事の時間が1時間ずつ減っているせいもあるが、年度当初は学部教務の仕事がたくさんあって全然回らない。

午前中は教職の履修確認面接。学部4年生で教科「情報」と「英語」を同時に取得しようとする学生がいたので、履修意志の確認の打ち合わせである。毎年平均すると1人くらいが教職を履修するのだが、情報科学科になってから(現在の学部2年生の代)からは教職が取りやすくなったので、もっと取ってもらえるとやりがいかあるかな。免許を取得したからといって、教員になる人は少ないと思うけど、小学校からプログラミングを教えるようになるし、今後は需要もあるのではないかなぁ。

お昼は少しだけオフィスアワーで進捗報告を聞いたあと、午後は学部教務委員として履修相談を受ける。そんなに数が来たわけではないが、3人ほど。だいたいは履習の単位数の確認なのであるが、日野に来ている学生は B3 なので、就職するか進学するかを迷っていたり、あるいはどちらかに決めていたりする学生がいて、それぞれの立場におけるアドバイスを求められたりする。

あと、今年はとある授業が3月に突然非常勤講師の方の都合で担当できなくなり(すでに委嘱状も出していたのに)、代わりの方もご紹介いただけていない状況で、本来は昨年度の学部教務委員の担当なのだが、こんな状態で「あとはお願いします」と引き継がれてしまい、ちょっと困っている。学生の方が「この授業が開講されないと(選択必修の制限の関係で)困る」という状況なのは分かるのだが、開講時期を決めるどころか担当講師も未定の状態で、どうすれば……。

午後は情報科学科の実験運営委員会。少しずつ演習・実験の授業が増えてきているので、年に4-5回開催して準備状況を確認したり、成績の審議をしたりするのである。情報通信で幹事として2年間参加していたから何となく分かるのだが、これ突然やるのは難しいのでは、という印象しかない。来年度の学部教務委員は(自分ではないはずなので)、これまで幹事で実験運営委員会に参加していた人がやるしかないのではなかろうか。