論文の審査委員はよい機会

朝6時から国際会議の査読。今年は何の area chair も引き受けていないので気楽である。とはいえ、PACLIC という国際会議 のプログラム委員長を拝命しているので、今年はその仕事に集中したい(去年は NLP-TEA という国際ワークショップの co-organizer をやったが、プログラム編成には関わらなかった)。

午前中は卒業研究の予稿にコメントをして、お昼からは国際論文誌の査読のお仕事をする。これも、投稿する本数の3倍程度は査読をすべきだと思っているので引き受けたが、時期的にけっこう厳しかった。まあ、引き受けたのはだいぶ前だから、〆切ぎりぎりにやるのではなく、余裕のあるときにやればよかっただけだが(汗)

夕方は博士論文の公聴会と最終審査のために国立情報学研究所(NII)に行く。NAIST は公聴会(兼予備審査会)が先、最終審査があとだったが、首都大と NII は予備審査が先、公聴会(兼最終審査会)があとのようである。どちらにもそれぞれの利点・欠点があるが、先に予備審査をしっかりしておく方が、公聴会としてきっちりした内容を聞くことが期待できると思った。(ただし、質疑応答で審査委員からの鋭い質問が出にくくなり、聴いているほうとしては盛り上がりに欠ける)

博士論文の審査をするのは3組織目だが、組織ごとにやり方が違って興味深い。あと、この機会に色々な先生方とお話ができるのもありがたいことである。自分もこういう機会を活用していきたいものである。