事前レク受けて毎月教授会

午前中は B3 の研究室インターンシップ。ここ数年は最初の1ヶ月は教科書の輪読、次の1ヶ月はアノテーション、その次の1ヶ月は任意参加で論文執筆、というような流れでやっているので、今年は(今年も?)少しずれ込みそう。最近思うのは、論文を書くのにかけられるエフォートは一定なので、選択と集中をせざるを得ないということである。しかしそうすることで自由な発想の研究が減ってしまうかもしれないし、それがいいことなのかどうか分からない。

昼からは断続的にオフィスアワー。M2 や博士後期課程の人は毎週話を聞かなくても自主的に進められるし、毎週やることのオーバーヘッドがなくなってうまく回っているように思う。

午後は教授会。学部教務委員長なので教授会の日は審議事項や報告事項が多々あり、少々憂鬱である。教授会の前の週から当日にかけては、資料を用意したり事前レクチャーを受けたりしないとけないし。もっとも、多分学科長や学部長になると四六時中こういうことをしないといけなくなると思われるので、せいぜい数年に1回回ってくるくらいで済んでいるのだから、まだ恵まれているほうなのだろう(委員会の数と教員の数を考慮すると、3年に1回くらいは委員長職が回ってくる計算)。

夕方は翌日の授業準備。今学期は新規授業があるのでそこそこ時間を取られる。1回90分の授業あたり、だいたい20ページ強のスライドを作るのだが、準備に3時間前後かかるのである。もっとも、着任した当初は1回の授業の準備に10時間くらいかかっていたので、それと比べるとだいぶ慣れてきた実感はあるのだが……。