オンライン講義のコツを把握した

今日は1日兼業のため有給休暇を取得。

スタジオで講義を収録するのだが、聴衆がいない中で講義をするのは初めてで、少し戸惑う。途中から担当の方と1:1になり、そこからは相手に話しかけるつもりでやるようにしたらだいぶ安定したが、スタディサプリ(受験サプリ)や東進ハイスクールの人たちはこういう環境で講義をしているのかと思うと、感心する。

結局90分弱の講義の収録に11時から17時までかかる。休憩時間を抜いても5時間で、実際に話す時間の3倍の時間で、動画の確認をしたりリテイクをしたりしている計算になる。まあ、動画の確認をすると、どれだけ短くしても収録時間の2倍の時間はかかるわけで、3倍というのは悪くない数字である。

プロの方々に収録と編集をしていただいて(おかしなところはカットして、滑らかにつないでもらったり)、思ったより簡単だったので、もっとカジュアルにオンライン講義をしてもいいのかもしれない。長岡技科大の山本研究室の YouTube チャンネル、質量ともにすごいなと思っていて、論文紹介や勉強会、そして学会の発表練習は研究室での研究生活の2割くらいを占めるので、意欲的な B1/B2(あるいは中高生)はこういうのを見て学ぶことができるし、学部〜大学院での研究室生活の一部を学外の人でも見られるのは大変有意義だと思う。

ただ、自分に関してはかかる時間との費用対効果を考えると、スライド(と Python を用いた演習だったら Google Colab)の公開をするくらいが限界だろうか?