報告はビデオ越しでも大丈夫

午前中は大学院の公開期末評価。半年に1回、大学院生は複数の研究室合同で進捗報告をすることになっているのである。

自分の研究室は研究内容的にも学生数的にも「山口・高間グループ(人工知能自然言語処理分野)」と「石川・片山・横山グループ(ソーシャル・ビッグデータマイニング分野)」の両方に所属しているので、学生はどちらかで公開期末評価を行なっているのだが、自分は両方の分野の学生の進捗報告に出て審査委員としてコメントしているので、純粋に負担が2倍である。ただ、学生の研究にいただくコメントはありがたいし、それぞれの研究室の学生の研究内容の話は聞いていておもしろいし、審査委員としてコメントをすることで首都大全体の研究のレベルも上がると思うので、少し負担でも続けている。

今回は博士後期課程の学生が2名、ビデオ会議(Google Hangout および Skype)で報告してもらったが、HDMI でつなげば普通に音も講義室のスピーカーから出せるので、インターンシップ中あるいは留学中の学生がいたりしても特に問題ないということが分かった。社会人博士の人でも、職場からつないで参加できそうな感じ。ポスター発表だとなかなかこうは行かないので、博士後期課程の学生の進捗報告は口頭発表がいいな。博士前期課程の学生の進捗報告は、口頭発表だとコメントをしてもなかなか細かいところまでコメントしづらいので、ポスター発表の方がいいと思うのだけど……。コメントをした内容をちゃんと次回に取り入れてくれるというのも、ポスター発表のときのほうが多いように感じるのである。(口頭発表だと、コメントした内容を発表者以外の学生も聞けるという利点はあるが、そもそも自分の発表以外は話半分に聞いている学生ばかりだと思うし)

夕方は社会人博士の勉強会(これもデフォルトはビデオ開催)。前期は割と定期的にやることができたが、後期はどうだろうか……。