引き継ぎをしたはいいけどこれからが

朝5時に起きて学振の評価書(学生の推薦文)を書く。書くネタに困るわけではないのだが、2ページ書くのは小一時間かかる。まあ、推薦文を書くのは教員冥利に尽きるので、楽しい仕事である。

朝イチで出勤して拡大学部教務委員会。昨年度からの継続審議案件があり、侃侃諤諤の議論。全学で明確に反対しているのはうちの学部だけだそうだが、学部教務委員長として今週の教授会(新組織と旧組織の両方)で了解を取り付けないといけない、という難易度の高い仕事。昨年度のうちに終わっていたらよかったのだが……(昨年度、この案件を聞いていたときは学部教務委員になることも、その委員長であることも知らなかったので、完全に他人事だった)。

午前中は情報理論の授業。学部3年生にもなると、自分の授業をかれこれ1年生の集中授業、2年生前期の南大沢での講義、2年生後期の日野での演習、と毎学期受けてくれている学生もいるので、やあやあまた来たね、お帰りなさい、というような気になる。情報通信システムコース(旧組織)の授業を担当するのは来年が最後なので、なんだか名残惜しい気もするが、新しい組織の方が情報科学としては確実にいいので、前に進んでいきたい。

午後は進捗報告を聞く。学振の申請書を書いている関係でブレインストーミングというかディスカッション脳になっていて、これはこれで有意義な時間を過ごせているので、これからは M1 の学生には適切なタイミングで書いてもらおうと思っている。