ライオンの雄叫びだとは見抜けない

朝はメール処理と科研費の報告書作成。少なくても継続的に研究費がいただけるのはありがたい。今年は科研費の最終年度なので、書かないとな〜。さきがけを書くかどうか悩んでいるが、学部教務委員長業務をしている間は無理ではないか、という結論に達しつつある。ちなみに(採択される)研究計画書を1つ書くのはジャーナル1本分のエフォートが必要である、と誰かから聞いて、確かにそれくらい精魂かけて書かないと通ってないなぁ、と腑に落ちて、学生が学振の申請書を書くときも「ジャーナル1本分くらい悩むから、1ヶ月くらい見ておいた方がいいよ」と言っている。まあ、書いてみないと「たかだか5-6ページだし、1週間や2週間で余裕では?」と思いがちなのだが……。

少し天気がぐずついていて人が少なそうだったので、お昼から多摩動物公園に行く。読みは当たり、確かに人は平均より多い気がするが、多い日曜日よりは少ない程度。

いつもアフリカ園のサファリからライオンを見てゾウのところへ、というのが定番のルートなのだが、サファリでオスのライオンがたくさんいるのを初めて見た。あと、大きな鳴き声がずっと響いていて、ゾウが暴れているのか? と思っていたが、オスのライオンの雄叫びだった。ゴールデンウィークで何か違いを察知したのだろうか。

帰りはスッと帰るのかと思いきや、虫が見たいというので昆虫館へ。かれこれ多摩動物公園には6回くらい来ていると思うが、入るのは初めて(いつも、入りたいと言わないので)。行ってみると大興奮。こんなに虫好きだったんだ? そういえば自分も幼稚園のころ「昆虫博士(あるいは恐竜博士)になりたい」と言っていたのを思い出した。博士にはなったが、昆虫ではなかった。

昆虫館の中に蝶を放し飼いにしている昆虫生態園があるのだが、何千匹もいるので(あと、入るとき薄暗いので)臨死体験をしているのかと一縮錯覚する。女神転生とか、こういうシーンあったような……。

こんなに虫で盛り上がるなら、今度目黒の寄生虫館に連れていってあげようかな。さすがにそっちは夢に見るか……。