実習の準備を早く始めよう

今日は昭和の日の振替休日だったのだが、大学は授業日なので普通に授業。うちは夫婦ともに大学教員でこういうイベントが重なる(センター試験の監督だとか)ので、このときは保育園と相性が悪い……。

午前中は自然言語処理の授業。さすがにこの授業は専門なので、ほとんど準備しないでもいくらでも話せるという利点があるのだが、今年は少し実習を入れるつもりなので、そろそろその用意をしなくてはいけない時期。まず最初の実習は(ニューラル)機械翻訳にするつもりなのだが、小さいデータだったら手元でやることもできるのかなぁ。Moses を使った統計的機械翻訳の実習をしていたころは、ラップトップでもできていたのだが。

お昼は LREC という国際会議の発表練習。卒業生の論文を投稿したら採択されたので嬉しかったのだが、ちょっと家庭の事情が変わって発表に行くことが困難になってしまい、第一著者の卒業生が仕事として(彼の現所属であるジャストシステムが、参加費や旅費も負担してくれて)発表してくれることになったのである。祝日なのでわざわざ大学まで来てくれたが、発表練習できて(あと発表してもらえて)よかった。ジャストシステムNAIST 松本研時代も卒業生の就職先として知られていたが、自然言語処理に理解のある職場で感謝している。

午後はメール処理をしてから南大沢に移動して基礎ゼミナール。こちらも実習の準備をしないといけないのだが、こちらはなかなか予測しづらい。20人が作業できる環境を用意するのは手間だな……。