准教授にしかできない仕事とは?

午前中は B3 の研究室インターンシップ。元のデータと処理後のデータを見てそれを生成するプログラムを作成する(生成用のプログラムはもう入手不能)という逆アセンブルみたいなことをしないといけないのだが、こういうプログラムを書くのも開発をしているとあることだと思うので、練習だと思ってやってもらう。

昼からはコース会議。来年の4月に組織再編を控えていて、何が(旧)コース会議の議題で何が(新)学科会議の議題なのか分からなくなったりする(汗)准教授の身分でこれなので、教授の方々はもうこんがらがっているのではなかろうか(逆に助教の人は情報が不足していて意味不明だろうけど)。

午後は代理で大学院教務委員会。最近ようやく学内の規則の変え方が分かってきたのだが、国会議員のような立場の人は毎日こんなことをやっているのかと思うと尊敬の念を禁じ得ない(国会議員が教員相当の仕事をして、官僚が職員相当の仕事をするという分担)。しかし任期数年でこのような業務をしても仕事にならないと思うし、議員の人たちには腰を据えて仕事をしてもらいたいと思う。(国公立大だけの話かもしれないが、大学職員がローテーションであちこち行くのも、ジェネラリスト養成にはいいのだろうが、昨今の情勢を考えると時代錯誤的で、まずスペシャリストを育てたあと、見込みのありそうな人をジェネラリストにした方がいいのではないか?)

夕方は南大沢に移動して基礎ゼミナールという学部生の授業の打ち合わせ。教養教育を重視する、という大学の方針がよく分かるのだが、話を聞いていると、思ったよりキャンパス間の分断が(少なくとも教員から見て)あるようで、荒川の学生はこんな感じ、日野の学生はこんな感じ、みたいなカラーがあるということで、そういうステレオタイプにはあまりはまりたくないのだが、これまでの経験上、前からいる教員の方々のおっしゃることは(信じたくなくて、色々あがいてみても)ほぼ真実だったので、自分も数年したら同じ結論に達しているかもしれない。

しかしやはり思うのは低学年の授業ほど高い職位の教員が担当すべきで、1年生の授業にこそ教授を当てた方がいいのでは?と思ったりする。(まあ、本学は教授と准教授は研究教育に関してはほとんど違いがないので、准教授がやるのはおかしくないのだけど)