秋口にシンポジウムが目白押し

午前中は FIT に参加。FIT は情報処理学会と電子情報通信学会という国内最大の情報系の学会が合同で行うシンポジウムで、今年は情報処理学会自然言語処理研究会(NL研)の幹事として座長の仕事で参加する(初参加)。

そもそも座長の仕事がなければ参加しないし、特に聞きに行きたいわけではないのだが、座長として参加する場合も参加費を払ってほしい、と言われ、行く前からかなりテンション下がっていたのだが、当日も雨で気が滅入る。ちなみに座長の仕事をしても謝礼があるわけではなく、全くのボランティアである。

発表は4件であったが、そもそも自然言語処理関係の人はほとんど FIT や情報処理学会全国大会では発表しないんだよなー。言語処理学会年次大会に一極集中するのもどうかと思うが、秋口にもう少し集客力のあるイベントがあってもいいのにな。(若手は NLP 若手の会シンポジウムがあるが)

むしろこの時期は来週の WebDB Forum が楽しみ。割とレベルの高い話が聞ける。あとは IBIS が圧倒的。そういえば最近 IBIS に参加できていないが、今年は参加しようかな(東大本郷キャンパスでの開催だし)。そもそも金曜日しかフル日程で参加できないことが確定しているが……。

午後は国際会議の論文の査読と添削。世の中の人たちが論文を読んでいる間にせっせと査読をしているのだが、このバランスでいいんだろうか?と考えている。今年度いっぱいで国内の学会関係のお仕事は一通りおしまいになるので、学会仕事の負担感はそこまでないのだが、最近少し自分の研究をする時間を作りたい気持ちになってきた。