エンジニア英語は割と聞きやすい

午前中は B3 の情報理論の授業。まとめの日で演習をしないのでちょっと時間があり、ふと思い立ってApple のスティーブ・ジョブズの Stay hungry, stay foolish で知られるスタンフォード大学でのトークを流してみる。しっかり見ている学生と、全然見ていない学生に二分化されていたが、興味ない人は興味ないのかな〜と思ったりする(特に、現在のコースは「情報通信」なので、通信をやりたい学生からすると、どうでもいいのかも)。伝えたいこととしては、これくらいの英語が普通に理解できる程度に英語力を身につけてほしい、ということなのだが、どれくらいみんな英語を勉強してくれるだろうか……

昼休みは研究室で発表練習をする予定だったが、進捗報告だけで終わってしまった。

午後は B2 のオートマトンの授業。こちらではFacebook COO のシェリル・サンドバーグのトーク「何故女性のリーダーは少ないのか」を使って同じような趣旨で学生たちに見てもらったのだが、食い入るように見ている女子学生、全く関心ない女子学生、真剣に見ている男子学生、ガン無視して寝ている男子学生、いろんなパターンがいる。自分はこのトークを聞いてから、父親側が仕事の量を減らして母親側を(自分の妻は当然として、職場でいる女性の同僚含めて)サポートしない限り現状変わらないと思うようになり、割と時間を割いている(あるいは時間を割かないようにしている)、という話をしたりする。女子学生に「周囲を見てごらんよ、寝ている男子学生はこういうテーマに興味ないってことだから、結婚相手としては選ばない方がいいかもね」と言おうかと思ったが、やめておいた。

B4 や大学院生になってからこういう話を聞いても遅いので、可能な限り低年次に聞かせた方がいいし、今年の B2 は B1 のときに妻をゲストに呼んでワークライフバランスについて話してもらったのだが、できれば高校生(理系文系が分かれる高2より前)のときくらいに聞かせたいと思ったりしている。