2年間英語スキルを伸ばしたい

朝は秘書さんが来てくれる日だったのでスーパー事務処理タイム。2-3月はやることがありすぎて、月2回来てもらっている(いつもは月1回)。大体どれくらいの作業量か、というのは4年目にして大体分かってきた訳だが、それでもやることが結構ある。

午前中は言語処理学会年次大会の発表練習。通しで練習できていない人も結構いるのだが……。

昼を挟んで午後は進捗報告。週1日くらいの進捗報告だとかなり余裕があるのだが、週2日くらいが適正で、週3日は多い、というような感じ。今年度は前期は週2日、後期は週3日だったが、来年度は前期も後期も週2日にできるだろうか(学生は任意の1日を選んで毎週1回進捗報告するので、単に教員の負担的な問題だが)。

夕方は2018年4月博士前期課程入学の受験希望者と面談。直接会ったことのある2018年4月入学希望の人は3人目だが、来年の3月に卒業する学生が5人予定で、毎年4-5人の学部生の配属があるので、ほとんど受け入れることができないのが心苦しい。

とりあえず夏季の定員は6人(ただしそのうち最大で4人は筆記試験免除=推薦)ということにしているので、最低1人は受け入れられるが、博士後期課程に進学希望でない人を受け入れる余地は本当にないので、申し訳ないが内部進学生以外の修士で就職希望の人は他の研究室・他大学を受けてほしいと切に願っている。(今日見学に来た人は博士後期課程に進学希望で、NAIST 松本研に行ったら松本先生から「もう定年なので、博士後期課程に進学希望なら、他に行った方がいいのでは」と言われたそうだが)

ちなみに2016年の自然言語処理のトップカンファレンス論文の日本国内組織別一覧があるのだが、この基準でうちは年3.5本程度を目指しており(2016年は1.5本、2015年は同じ式だと1.4本)、頭一つ抜けている NAIST と京大は別格として、東北大・東工大・東大に次ぐ大学として君臨したいと考えていて、教員1名の大学としては最多を維持できるように努力したい。2016年の反省として、同じ国際会議への投稿が複数あると教員の負荷が高いということがあったのだが、どうするのがいいのかな。

あと 言語処理学会年次大会の発表数も調べたのだが、こちらは国内3位。教員1名の研究室として、適正な発表件数は6〜8件だと思うのだが、こちらは国際会議の原稿ほどには負荷が高くないのでまだよい。国際会議の原稿も、(うちの研究室に来る学生、という意味ではなく、うちのコース全体の)学部生の英語力が TOEIC の平均スコアであと200点ばかり高ければそんなに負荷は高くないと思うのだが、何をすればここの英語力が上がるのか謎。授業の英語はちゃんと出席する能力は見ていると思われるが、学部の2年間で英語力が向上しているんだろうか?理由はどうあれ、1年に10点ずつ上がってくれれば20年あれば200点上がっているわけだが……