エラーログ見ると昔の血が騒ぐ

朝起きて言語処理学会年次大会の添削 x 2。さらに出勤して x 1。今週水曜日が提出期限なので、どんどん最終稿になっていくが、これくらいのペースで終えておかないと10人分見るのは難しい。

昼から深層学習勉強会の進捗報告。一番この勉強会が長かったのは秋口だと思うが、もう議論するべきところは終わっていて、実験結果を埋めるだけになっていて、あまりおもしろくはない。よくあるのは、まだ実験できていません、という報告を聞くことだが、これはなんとかならないものか(早く終わるので。楽だけど)。TODOの項目は全て1回の進捗報告で報告できる粒度にブレイクダウンしてもらって、少しでも何がどう変わったのか報告してもらう(実験でも原稿でも、diff を見せてもらう)べきだろうか?

午後は GPU のプログラムがうまく動かないという相談のトラブルシュート。エラーメッセージを見ると -fPIC で Pythonコンパイルしろ、と書いてあるので、その仕方を伝えたが、こういうのってどこで身に付けるのだろうか。自分はオープンソース開発から自然言語処理に入ったので、むしろこういうトラブルシューティングの方が慣れているのだが……。

夕方はコーディング。昔書いたスクリプトなのだが、Python 2 で書かれていたので Python 3 用に書き直したりする。去年から、スクリプトを少しずつ Python 3 にしているのだが、まだ Python 2 で書かれたものがたくさんある。

回帰や分類をする必要があるので scikit-learn を使っているが、便利だなあ。10年前とはえらい違いだ。2005年に NAIST に入学したときは PerlBash を使っていて、2007年に博士後期課程に進学したとき Python に変えて以来メインは Python なのだが、自分で交差検定したりしてたのはなんだったのか、みたいな……。