例年と同じようだが一歩前

例年通り昨年の抱負の振り返りから。

これはほぼ達成できたように思う。途中から土曜日の娘の面倒を見てもらって土曜に仕事をするようになったが、トータルでは週40時間の中で全部やりくりして、できないものはできないと諦めるようにして、90点。

  • 引き受けた仕事はきっちりやる。(2015年までに引き受けた仕事は、今年でケリをつける)

これは昨年引き受けた仕事に関してはしっかりやった(できない仕事は引き受けないことにした)が、2015年までに引き受けた仕事でなんとか(大迷惑をかけつつ、大幅に分担を振り替えてもらって)前に進んだのが2件、進まなかったのが2件あって、40点。

  • 最先端の研究をする研究室にする。(英語で情報発信する力を上げる)

査読ありの国際会議・ワークショップの発表が増えてきて、かつ国際会議への投稿に挑戦する学生が増えてきたので、これは狙い通りに進行している。学会賞も2件(言語処理学会年次大会若手奨励賞、情報処理学会自然言語処理研究会優秀研究賞)受賞し、クオリティも上がってきていると思う。英語力はすぐ上がるものではないので、80点。
総合的に平均すると、昨年と同じく70点だろうか。min-max で評価すると40点。ボトルネックを解消するしかない。
昨年の抱負を見ると「外部からの進学者は年3人まで」と書いてあり、夏季入試はこれに従ってなんとか3人になるよう調整したのだが、結局冬季も受験生が3人おり、大丈夫だろうか、と少し心配。もっとも、夏季の3人のうち1人は社会人だし、冬季も1人は社会人経験者なので、人数ほどには大変ではないとは思っている。冬季では定員を超えた人は研究生で受け入れる予定だが、そもそも夏季入試も定員を超えたら研究生(辞退者がいたら繰り上がり)、というのでいいのでは、という気がしたりしている(冬季との不公平性が気になっているが、先着順であるというのもある程度仕方ない)。
今年の抱負。

  • 家族で助け合って生活環境の変化に適応する。(大学のワークライフバランスの支援制度が利用できるのは今年の前期が最後)
  • 2016年以前に引き受けた仕事は全部方をつける。(残り2件)
  • コンスタントに(メジャー)国際会議で発表する。(DBLP に載るような業績を年3件、が最低ラインの目標で、ACL/NAACL/EMNLP クラスのトップ国際会議にコンスタントに年3件、が目標)