先輩の姿を見るとよく分かる

午前中、秘書さんに来ていただく日だったので、スーパー会計処理タイム。他の大学の方にお伺いすると、週3日とかで来ていただいたりしているようで、そんなに仕事があるのだろうかと思ったが、会計処理以外に書類作成全般をお願いしたりすると、そういう日数になるのかもしれない(しかしそこまでくると正規職員のお給料を支払うべきな気もする)。

お昼は研究室公開の1回目。情報通信システムコースでは、学部4年生で研究室配属になるのだが、学生が研究室の配属希望を2月頭に出すまでに、研究室では合計3回の研究室公開をすることになっている。12月から1月までいつ設定してもいいのだが(1月に開催するという戦略もあるのだが)、今年は1月が忙しそうなので12月で全部済ませることにした。

結局教員はどうせ授業で見て知っているので、先輩がどういう人かを見るのが最重要であると考え、毎回学生に何か話してもらっている。どうやら研究の話をするより研究室の話をする方が意味があるらしいのだが、まあさすがにそれはどうかと思って、とりあえず研究の話をメインに依頼しているが……。

午後は深層学習勉強会。割とがんばって GPU を購入しているつもりだが(聞いた感じでは、うちより GPU を揃えている自然言語処理の研究室は NAIST を除くとあまりない。)、そろそろそこまで枚数は買わなくていいんじゃないか、と思ったりする(そこまでみんな使わない)。これからは、古い世代を少しずつ入れ替えるフェーズで。

今年度は受験問い合わせなど受けて「博士に進学希望の人しか受け入れていない」と言うと「博士進学希望です」と言う学生がときどきいるが、博士に進学してなにか(博士号取得に限らず)やりたいことがある人はいいのだが、そうでない人は(それがいいことでも悪いことでもなく、単に事実として)進学すべきではないと思うし、進学する気があまりないのに受け入れてほしいという気持ちで「博士に進学したいです」と言うのはお互いにとって不幸なのだが、性善説に従うと防ぎようがない。これってどうすればいいんだろう……。(試験だけで決める、という方法が一つある訳だけど、いろいろな理由であまりやりたくない)